大谷 自身メジャー最多5勝目&先制適時打、盗塁も決めた エ軍は3連勝

[ 2021年7月27日 13:55 ]

インターリーグ   エンゼルス6-2ロッキーズ ( 2021年7月26日    アナハイム )

ロッキーズ戦に先発した大谷
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのロッキーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。7回を投げて、5安打1失点で自身メジャーシーズン最多となる5勝目(1敗)を挙げた。防御率は3・04。打っては初回に先制の右前適時打を放ち、4打数1安打1打点、1盗塁で打率・277とした。チームは6-2で3連勝、貯金を1とした。

 今季15度目の先発登板で、投打当時出場は12度目。前回登板した19日(同20日)のアスレチックス戦からこれまでの中5日ではなく、中6日での登板となった。投手としてはロッキーズとは初対決。初回は2死からブラックモンに左前打を浴びたが続くストーリーは93・4マイル(約150・3キロ)の直球で投ゴロに仕留めた。2回は2死からジョーに左越え二塁打を許したがフエンテスをスライダーで一邪飛に斬った。3回は3者凡退に退けた。

 4回は1死から死球、2死からヒリアードに左前打を浴び2死一、二塁としたが、ジョーをスライダーで一飛に斬った。5回は1死からヌネスにスライダーを右翼席への本塁打とされ、1点を失った。さらにタピアに左前打を浴びたが、ロジャースをカットボールで遊ゴロに、捕逸で走者を二塁としたが、ブラックモンをスプリットで一ゴロに仕留めた。6回は3者凡退。7回も3者凡退、自身最後の打者となったヌネスは99球目にこの日最速の99・7マイル(約160・5キロ)直球を投じ、空振り三振に斬った。この日5個目の三振となり、今季の三振数は100となった。

 打っては0-0で迎えた初回の第1打席は1死一塁で先発右腕マルケスと対戦、暴投で走者が二塁となり、カウント3-1からのシンカーを捉えて右前へと運ぶ先制適時打を放った。3試合連続の安打となった。なおも1死一塁のウォルシュの打席では2試合連続、今季14個目となる盗塁を決めた。するとウォルシュは右前適時打を放ち、大谷は貴重な2点目のホームを踏んだ。3回先頭の第2打席は空振り三振。5回2死の第3打席はニゴロに倒れた。7回1死、2番手左腕・ボーデンと対戦した第4打席は空振り三振だった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月27日のニュース