大谷翔平 今季5勝目の権利持って降板 7回5安打1失点 今季12度目のリアル二刀流

[ 2021年7月27日 13:17 ]

ロッキーズ戦に先発した大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのロッキーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。7回を投げて、5安打1失点でメジャー自己最多となる5勝目を挙げた。防御率は3・04。打っては初回に先制の右前適時打を放ち、4打数1安打1打点、1盗塁で打率・277とした。チームは6-2で3連勝、貯金を1とした。

 今季15度目の先発登板で、投打当時出場は12度目。前回登板した19日(同20日)のアスレチックス戦からこれまでの中5日ではなく、中6日での登板となった。投手としてはロッキーズとは初対決。初回は2死からブラックモンに左前打を浴びたが続くストーリーは93・4マイル(約150・3キロ)の直球で投ゴロに仕留めた。2回は2死からジョーに左越え二塁打を許したがフエンテスを一邪飛に斬った。3回は3者凡退に退けた。

 4回は1死からストーリーに死球、2死からヒリアードに左前打を浴び2死一、二塁としたが、ジョーをスライダーで一飛に斬った。5回は1死からヌネスにスライダーを右翼席への本塁打とされ、1点を失った。なおもタピアに左前打を浴びたがロジャースをカットボールでニゴロ、捕逸で走者二塁としたが、ブラックモンをスプリットで一ゴロに仕留めた。6回は3者凡退。7回も3者凡退、自身最後の打者となったヌネスは99・7マイル(約160・5キロ)直球で空振り三振に斬った。

 打っては0-0で迎えた初回の第1打席は1死一塁で打席に立つと、先発右腕マルケスの暴投で走者が二塁となり、カウント3-1からのシンカーを捉えて中前へと運ぶ先制適時打を放った。なおも1死一塁のウォルシュの打席では今季14個目となる盗塁。するとウォルシュは右前適時打を放ち、大谷は貴重な2点目のホームを踏んだ。3回先頭の第2打席は空振り三振。5回2死の第3打席はニゴロだった。7回1死の第4打席は空振り三振だった。

 大谷は前日25日(日本時間26日)のツインズ戦では「2番・DH」で出場して2―2の6回に5試合ぶりの右越えソロ本塁打を放つなど、3打数2安打1打点。8回には二盗を決め、メジャー4年目で自己最多のシーズン13盗塁とした。チームは6-2で勝利した。前回登板、19日のアスレチックス戦では、「2番・投手」で投打同時出場。6回を投げて、3安打無失点、8三振も勝敗はつかず。打っては4打数1安打。7回は右翼守備に就き、8回の打席後に交代した。チームは1-4で敗退した。この日の試合前までの今季投手成績は14試合4勝1敗、防御率3・21、打者成績は92試合332打数92安打75打点35本塁打13盗塁の打率・277だった。

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