松坂世代の巨人・村田コーチ「今の村田修一を作ってくれたのは彼のおかげ」 指導者としての対戦熱望

[ 2021年7月7日 16:51 ]

2009年、WBC強化試合での村田(左)と松坂
Photo By スポニチ

 西武・松坂大輔投手(40)が今季限りでの現役引退することを受け、同じ1980年度生まれの巨人・村田修一野手総合コーチ(40)がねぎらいの言葉を送った。

 村田コーチは球団を通じ「松坂世代と呼ばれるだけあって、大輔が目標で、大輔の球を打つために集中してきたメンバー。そのトップに立っていたのが大輔。やめるのはすごくさみしいけど、しびれが治らないまで投げて、よく頑張ってくれたと思います」とコメントした。

 投手として東福岡3年時に出場した春のセンバツでは3回戦で横浜と対戦し、松坂と投げ合って敗退。松坂の球に衝撃を受け、野手に専念した村田コーチはプロ入り後、2度の本塁打王を獲得するなど名プレーヤーとなった。「今の村田修一をつくってくれたのは彼のおかげ。彼の球を見て、この球が打てればプロ野球で成功すると思って練習した。日本代表も高校もプロでも一緒にいけたからね」と感謝も述べた。

 また、松坂が今後、野球界に携わることを願い「いつかまた野球を通して関わったり、指導者としてぶつかり合えるのを楽しみにしています」とメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月7日のニュース