リベンジ火消しだ 阪神・スアレス わずか4球でサンタナ、内川斬り 甲子園の悪夢払しょく24セーブ目

[ 2021年7月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5ー1ヤクルト ( 2021年7月6日    神宮 )

<ヤ・神>ナインと勝利の喜びを分かち合うスアレス(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 お返しの24セーブ目だ。阪神・スアレスが5点差の9回1死満塁から、馬場をリリーフ。アウト優先の投球で、相手の反撃の火を消した。サンタナを156キロツーシームで中犠飛に打ち取ると、代打・内川も154キロで右飛に片付けた。ヤクルト打線を4球でねじ伏せた。

 「チームを助けるところで仕事ができれば、と思っているし、セーブもついて良かったよ」

 悪夢を振り払うためのマウンドだった。前回、1日の甲子園での対戦では同点の9回から登板し、打者6人に3安打1四球。2死満塁から決勝点を献上し、今季初黒星を喫していた。同じ満塁の場面だけに、ギアを上げての投球だった。この9連戦が持つ意味はもちろん知っている。チームのために1点も与えない決意だ。

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2021年7月7日のニュース