巨人・原監督「そんなこと一言も言ったことなかったでしょ?」 故障者続出も言い訳せず7連勝

[ 2021年6月27日 16:48 ]

セ・リーグ   巨人5―2ヤクルト ( 2021年6月27日    神宮 )

<ヤ・巨10>高橋(右)をねぎらう原監督(撮影・島崎忠彦)
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 逆転でのリーグ3連覇を狙う巨人は5―2でヤクルトを下し、昨年9月以来となる7連勝。貯金を今季初の12とした。

 1―1で迎えた6回、それまで2打席連続三振だった岡本和が右越え21号3ランを放って勝ち越し。9回には主将の坂本がバックスクリーンを越える特大の9号ソロを放って突き放した。岡本和の主砲らしい値千金弾について巨人の原辰徳監督(62)は「ねえ。非常にパワーピッチングされていましたけどね」と振り返った上で「非常に、チームの中でも信頼というものがあるし、みんなで託すというのかな、そういうところもすごく出てきているっていうのは、やはり4番バッターの証(あかし)ではないかなと思いますね」と称えた。

 この日がシーズン折り返しとなる72試合目。投打ともに故障者が出る中で粘り強い戦いが続いている。それでも「まあ、そういうふうに後で思えばあるんでしょうけど。でも、そんなこと一言も言ったことなかったでしょ?全て今日のベストだというつもりでいるんで、これは強がりではなくてね、それがペナントレースですから。これからも変わらないと思います」と原監督。「(坂本)勇人の(本塁打)ね、やっぱり3点差にするっていうのは大きいですね」と貴重な追加点となった坂本の一発も称え「久しぶりに東京ドームに戻れるっていうのは良いことですね」と6月6日以来久しぶりに東京ドームへ戻っての戦いとなる29日からの広島3連戦を見据えていた。

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