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広島・林が希望打!コロナ禍で緊急昇格、いきなりマルチ&プロ初タイムリー「次も結果を」

[ 2021年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2ー7巨人 ( 2021年5月18日    東京D )

<巨・広10>5回1死一、三塁、左前に先制の適時打を放つ林(投手・戸郷)(撮影・吉田 剛)
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 緊急事態での総力戦の中に“原石”が紛れていた。広島の高卒3年目・林が「コロナ特例」で今季初昇格し、プロ初適時打で初打点を挙げた。先発出場は昨年10月6日の阪神戦以来2度目。通算10打席目だった5回1死一、三塁でフルカウントから戸郷の直球を捉え、三遊間を抜く先制打を放った。

 「逆方向に(意識を持って)入っていった。必死でしたし、うれしかったです」。7回は野上からの中前打で初のマルチ安打も決め、「7番・三塁」の起用に応えた。

 打率リーグトップの菊池涼ら野手8人が登録を外れ、16日のDeNA戦と同じ先発野手は2人だけ。同期で打率・360の好調だった小園もいなくなった。「羽月や小園が活躍していた。自分も頑張らなければいけないと思ってやってきた」。高校通算49発を誇った未来の大砲候補。「いつ呼ばれてもいいように、しっかりと準備はしてきた。次も結果を残したい」と力を込めた。

 今季ワーストに並ぶ借金5へ逆戻りしても必死に巨人に食らいつき、佐々岡監督は「若手が多いが、意識は変えずに最後まで集中して諦めない姿勢を見せたい。やるべきことをやるだけ」と言い訳しなかった。暗く沈むチームにとって、若ゴイこそが希望である。

 ◆林 晃汰(はやし・こうた)2000年(平12)11月16日生まれ、和歌山県出身の20歳。小1から岩出ヤンキースで野球を始め捕手。中学時代は紀州ボーイズに所属。智弁和歌山では1年春から正三塁手。2年夏、3年春夏に甲子園出場し、3年春は準優勝。高校通算49本塁打。18年ドラフト3位で広島入り。1メートル82、99キロ。右投げ左打ち。

 ▼智弁和歌山・高嶋仁名誉監督(18年夏の100回大会出場時の監督)スタメンと知ったので巨人戦を見てました。タイムリーの場面は追い込まれながら、よくついていったと思います。高校時代から「積極的に行け」とだけ指導してきた。オフに帰ってきたときには、いつもあいさつに来てくれます。「3年目だし、そろそろ1軍ベンチに出てこないと」とハッパをかけていたので、このチャンスを生かして、持ち味の長打力を発揮してほしい。

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