巨人・高梨が今季初S、9回2死満塁で登板も動じず「行くなら、サヨナラかどうかくらいのところかなと」

[ 2021年5月3日 23:22 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2021年5月3日    マツダ )

<広・巨>一打サヨナラのピンチを抑えガッツポーズの高梨。今季初セーブを挙げた(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人・高梨雄平投手(28)が見事な火消しを見せ、今季初セーブを挙げた。1点リードの9回。2死満塁と一打サヨナラの場面で6番手としてマウンドに上がりった。

 「準備はしていた。自分が行くなら、サヨナラかどうかくらいのところかなと」

 サヨナラを期待する広島ファンの前で落ち着いた投球を見せ、代打・田中広を二ゴロに。マツダスタジアムにはため息が漏れた。緊急事態宣言下のため前カードの東京ドームでの中日戦は無観客。有観客での試合に「ビジターでしたけど、テンションは上がった」と敵地での応援を力に変えた。

 連敗を2で止め「今日勝つか負けるかというのは、シーズンの中でも大事なところだったと思う。何とか勝ち切れたというのは、僕だけじゃなくて、チームにとっても大きい」と笑顔を見せた。

続きを表示

2021年5月3日のニュース