広島・森下 悔しい7回3失点 3被弾は自己ワースト 防御率リーグ1位も陥落

[ 2021年5月3日 21:08 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2021年5月3日    マツダ )

<広・巨(7)>7回3失点で降板の森下はベンチで戦況を見つめる (撮影・奥 調)
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 広島の森下暢仁投手(23)が3日の巨人戦に先発し、7回3失点に終わった。クオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成した結果はまずまずと言えそうだが、内容としては悔しさがにじむものだった。

 巨人とは今季初顔合わせで、初回1死から坂本に先制ソロを被弾した。3回には鈴木誠に逆転2ランの援護を受けたが、6回に丸に同点ソロを許し、7回にはウィーラーに勝ち越しソロを被弾。3被弾はプロ入り後は自己ワーストで、逆転された展開もあり、降板後のベンチでは悔しそうな表情で試合を見守っていた。

 自身初の連敗で迎えた前回4月27日のDeNA戦で、8回1失点に抑える好投で3勝目。無四球で終えるなど課題のコントロールミスも減り、本領発揮とみられたが、今回の登板では課題も出た。試合前までの防御率1.80は、巨人・高橋と並んでリーグトップの成績だったが、これで1位からも陥落した。

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