ホワイトソックスの新人メルセデスが史上初の快記録 開幕から8打席連続安打

[ 2021年4月4日 13:49 ]

エンゼルス戦の2回に本塁打を放ったホワイトソックスのメルセデス(AP)
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 エンゼルスと開幕シリーズを行ったホワイトソックスの新人でドミニカ共和国出身のエルミン・メルセデス(28)が、大リーグの近代野球では史上初となる開幕から8打席連続安打という珍しい記録を樹立した。

 同選手は1日の開幕戦には出場しなかったが、「8番・DH」で先発し、エンゼルスの大谷翔平(26)が本塁打を放った2日の試合では、3回の第1打席で中前打を放ったあと左前打→左前打→中前打→左越え二塁打で5打数5安打4打点の大活躍。初先発で5安打を放ったのは1933年のセシル・トラビス(セネターズ)以来、88年ぶりの出来事となっていた。

 そしてこの日は「6番・DH」で先発。すると2回の第1打席で左越えに1号ソロを放ち、4回には中前打、6回には中越えに二塁打を放った。8回の第4打席では中飛に終わったが、4打数3安打2打点。前日からは8打席連続安打となり、1997年にレッズのクリス・スタインズ(当時24)が記録していた開幕からの連続安打記録(7打席)を24年ぶりに更新した。

 メルセデスは昨季にメジャー・デビューを果たしたが、このシーズンは8月2日のロイヤルズ戦での代打による1打席(二ゴロ)のみ。新人王資格を持つ現段階では“メジャー通算”10打数8安打で打率は驚異の?・800となっている。

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2021年4月4日のニュース