巨人・戸郷、7回1失点好投も「次に向けての反省がたくさんある」 頼もしき20歳、今季目標は「15勝」

[ 2021年3月27日 17:53 ]

セ・リーグ   巨人10―5DeNA ( 2021年3月27日    東京D )

<巨・D(2)>巨人先発の戸郷(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 昨季9勝をマークした巨人の3年目右腕・戸郷翔征投手(20)が開幕2戦目となったDeNA戦(東京D)に先発登板。4回途中まで完全投球を見せるなど7回4安打1失点と好投し、今季初勝利をマークした。

 前日26日に行われた開幕戦の試合前練習中には外野で短距離ダッシュ中にフリー打撃の打球が左側頭部付近を直撃して心配された戸郷だが、予定通り元気に先発。4回1死から関根に左翼線二塁打されて完全投球は途切れたが、その後も好投を続け、失点は7回に先頭・佐野から右中間スタンドに1号ソロを浴びた1点だけだった。

 試合後、お立ち台に上がった戸郷は「僕の開幕戦を7回1失点といいピッチングが出来て良かったです」とうれしそうに一言。「緊張はあったんですけども、何とかチームの勝利に貢献できればと思いながら投げました」と振り返った。

 「きょうはストレートが走ってたので、何とか打ち取れればなと思いながら投げてました。中盤以降は昨年の反省があったので、それを生かしながら投げてたんですけども、少し球威が落ちたりだとか、次に向けての反省がたくさんあるかなと思います」と反省も忘れなかった20歳。今季の目標を聞かれると「昨シーズンできなかった2桁勝利、そして15勝というのを目標に、チームに1勝でも多く与えられるように頑張ります」と高らかに15勝を宣言していた。

 なお、戸郷の投球内容は7回で打者25人に対して106球を投げ、4安打1失点。6三振を奪い、四死球はなかった。
 

続きを表示

2021年3月27日のニュース