センバツ抽選会 手順変更で23日オンライン開催 いきなり同地区V候補激突も…

[ 2021年2月23日 05:30 ]

20年、甲子園交流試合時のオンライン抽選会を見守る大分商ナイン
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が、23日に行われる。昨夏に甲子園で開催された交流試合と同様、32校の主将によるオンラインでの抽選となる。午後2時から予備抽選を行い、同3時から本抽選がスタートする。

 例年は開幕1週間前の抽選だったが、「出場校が余裕を持って準備に充てられるように」(主催者)という配慮で、前倒しとなった。オンライン抽選の手順は以下の通り。

 (1)同一都道府県の出場校が決勝まで対戦しないようゾーンを振り分ける。今大会で対象は宮城の仙台育英と柴田、奈良の智弁学園と天理、兵庫の神戸国際大付と東播磨の6校。

 (2)残る26校によるフリー抽選。昨年までは同地区の対戦は準々決勝まで当たらない抽選方式だった。今年は優勝候補の大阪桐蔭と智弁学園など、同地区同士のいきなりの激突も見られそうだ。

 (3)3月19日の大会初日に登場する6校の主将がクジを引き、選手宣誓を務める高校を決定。開会式は全校の選手による入場行進は行われず簡素化される。

 試合間は消毒作業などのため例年より10分長い40分。アルプス席でのブラスバンドの演奏がなくなるなど、新様式での開催となる。

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2021年2月23日のニュース