ソフトB・栗原 師匠・中村晃&オリックス・吉田正の金言胸に打撃進化誓う

[ 2021年1月27日 05:30 ]

ノックを受ける栗原(手前は中村晃)

 タイトル獲得者2人の金言が打撃を進化させる。ソフトバンクの栗原陵矢捕手(24)が26日、福岡県筑後市のファーム施設で自主トレを行い、04年最多安打の中村晃外野手(31)、昨季首位打者のオリックス・吉田正尚外野手(27)の打撃エッセンスを取り入れていると明かした。中堅方向への力強い打球を意識するなど、さらなる進化を求めて実践している。

 2人の打撃職人の言葉を胸に、栗原は室内練習場で黙々とバットを振り込んだ。師匠と仰ぐ中村晃とオリックスの吉田正。リーグを代表する2人の左打者から受けたアドバイスを実践中だ。

 14年に最多安打のタイトルを獲得した中村晃からは、好不調の波を小さくする心構えを聞いた。「状態が悪くなった時の対処法を聞いた。晃さんはどうしているのか、こうなりやすいから、こうした方がいいという話をしてもらいました」。

 昨季は118試合に出場し、いずれも柳田に次いでチーム2位の17本塁打、73打点を記録するなど大ブレークし、巨人との日本シリーズではMVPに輝いた。一方で打率・243と課題も残った。9月に打率・167とスランプに陥り、スタメン落ちも経験。結果を出し続ける難しさを痛感した。「昨年はついて行くのが精いっぱいでした。好不調の波を小さくしたくて、そういう話をさせてもらいました」。追い込まれても簡単には凡打しない中村晃の粘り強さが加われば、打撃のレベルがもう1ランク上がる。

 さらに打率・350で昨季の首位打者に輝いたオリックス・吉田正と年始に食事をともにして、打撃談議に花を咲かせた。同じ福井県出身で3学年上である吉田正とは、16年のアジア・ウインターリーグ(台湾)から交流がある。「打撃練習では“センターに大きい打球を打つこと意識をしている”と言っていた。僕は引っ張りのバッター。反対方向という意味でも1月の自主トレからセンターを意識して取り組んでます」と一流の打撃論を積極的に取り入れている。

 今季は三塁の守備にも挑戦中で、フルイニング出場と打率3割クリアを目標に掲げている。「全試合出たい。数はしっかりと振ってきたし、下半身も強化できた」。万全の状態でキャンプインを迎える準備は整った。(福井 亮太)

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