DeNAドラ5・池谷 “新兵器”使い左腕王国食い込む!1000万円の動作解析システム導入

[ 2021年1月19日 05:30 ]

春季キャンプの1軍スタートが決まったDeNA・池谷(球団提供)
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 DeNA・ドラフト5位の池谷(ヤマハ)が最新機器を駆使して左腕王国に食い込む。

 新人合同自主トレに参加している147キロ左腕が「初めてでワクワクした。自分は幸せ者。環境の素晴らしさを実感した」と語ったのは、ブルペンで使用した動作分析システム「オプティトラック」(アキュイティー社製)。総経費約1000万円で今月から導入されたものだ。

 ウエットスーツを着用し、体に39個の特注反射マーカーを装着。投球時にマーカーを数台のカメラで感知し動作を解析する。結果は数日後に判明。直球のみ、29球を投げ込んだ左腕は「自分の長所は質のいい直球。これで腕の角度、リリースポイントを分析してフォームをさらに良くしたい」と語る。

 チームには今永、東、浜口らの先発陣に加え、中継ぎもエスコバー、石田ら左腕がズラリ。王国に割って入るため「これからは(球の回転数を計測する)ラプソードとかも使い自分らしさを追求したい」と意気込んだ。(大木 穂高)

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2021年1月19日のニュース