オリックス・田嶋 最低限の目標「全試合QS」 完投増も視野「9回になるべく多く立ちたい」

[ 2021年1月19日 05:30 ]

ブルペンで投げたオリックス・田嶋大樹=オセアンBS(代表撮影)
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 オリックス・田嶋が18日、大阪・舞洲での自主トレ後に取材に応じ、今季目標を「全試合QS(クオリティースタート=6回以上、自責点3以内)は最低限。最高で完投、完封」に定めた。

 3年目の昨季は122回1/3を投げて初めて規定投球回数を満たし、QS率60%だった。1イニングでも長く投げることを目指した結果だったが、完投はプロ初完封を挙げた9月16日の楽天戦の一度だけ。「9回のマウンドは、やっぱり違っていた。なるべく多く立ちたい」。先発陣の中核として1試合を投げ抜くことを改めて役割として胸に刻み、マウンドに立つ覚悟を示した。

 新年初ブルペンでは捕手を立たせた状態で20球を投げた。「現状確認というか、平地で投げる球がだいぶ良かったので、マウンド使ってどんな感じか試した」。今月末までに一度肩を作り、キャンプ序盤に一度ペースを落としてから徐々に開幕へ向けて慣らしていく逆算調整も描いた。 

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