阪神・サンズら4選手来日 最短合流は2・2 新外国人ロハス&アルカンタラは依然未定

[ 2021年1月19日 05:30 ]

(左上から時計回りに)来日したエドワーズ、ガンケル、マルテ、サンズ
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 阪神は18日、ジェリー・サンズ外野手(33)、ジョン・エドワーズ投手(33)、ジョー・ガンケル投手(29)、ジェフリー・マルテ内野手(29)が17日夜に来日したことを発表した。球団によると、4選手は出国前と到着後に新型コロナウイルス感染症の検査を受けて「陰性」を確認。春季キャンプ前半での合流が現実味を帯びてきた。

 「ここに帰ってくることができてうれしいし、1日でも早くタイガースファンの前で野球がしたい。しっかり自分の役割を果たして、チームに貢献できるように頑張ります」

 今季も打線の中軸として期待されるサンズは球団を通して早くも意気込みを明かした。来日1年目の昨季は打率.257、64打点、19本塁打。シーズン終盤の10月は打率.205、11月は同.190と急降下し、さらに他球団の警戒も高まるだけに“2年目のジンクス”打破が必要不可欠だ。

 同じく来日2年目のガンケルは球団を通じてコロナ禍での活躍を誓った。

 「コロナ禍で世界中が大変な状況ですが、コロナに負けず、力を合わせて頑張っていきましょう! 皆さんの前でプレーできることを楽しみにしています」

 助っ人陣は昨季に続いて球団史上最多の8人態勢。既に来日したチェンも含めて昨季から在籍する5人は無事に入国を済ませ、同様に残留したスアレスも1月中には来日できるもようだ。一方で世界的なコロナ禍のため「新加入」となるメル・ロハス・ジュニア外野手(30)、ラウル・アルカンタラ投手(28)の来日時期は依然として未定で、キャンプ期間中の合流は厳しい情勢だ。

 サンズら4選手は政府方針に従い、31日までの14日間は自宅隔離となり、屋外トレーニングも禁止される。コンディション次第ながら最短行程では2月2日からの合流が可能。V奪回へのカギを握る助っ人陣も開幕を見据えて調整を進める。 (山本 浩之)

 ▼阪神・マルテ またタイガースの一員として戦うことができてうれしいです。今年も自分のできることをしっかりとして、勝利に貢献できるように頑張ります。

 ▼阪神・エドワーズ 日本での2シーズン目を迎えることができてとてもうれしい気持ちです。昨年以上にチームに貢献できるように、しっかりと自分にできる準備をして、今年こそはみなさんと一緒に優勝したいと思っています。

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2021年1月19日のニュース