日本ハム・ドラ1伊藤 2度目ブルペンで変化球解禁35球「良くなっている」

[ 2021年1月18日 05:30 ]

日本ハムのドラフト1位・伊藤
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)が17日、新人合同自主トレ開始後2度目のブルペン投球を行い、捕手を立たせたまま35球を投じた。カーブとカットボールをそれぞれ1球投じ、初めて変化球を解禁。6、7割の力ながら「前回より力まずにしっかりと投げられた。体の状態も良くなっている」と手応えを口にした。

 日頃、投球時に着用している奥歯保護のマウスピースを忘れるハプニングもあり「気持ち的な部分かもしれないけど、投げていて気持ち悪い」と違和感の中でのブルペン投球。30球目からのラスト1球が決まらず5球追加する一幕もあったが、「納得した状態で終わりたかった」と振り返った。それでも1球だけ投じたカットボールについては「1球投げていい球が行っているというのは非常にいいこと」と満足げに振り返った。

 今後はキャンプイン直前に捕手を座らせ、50球程度まで球数を増やす予定。このまま順調に調整を続ければ2位・五十幡(中大)、3位・古川(上武大)、6位・今川(JFE東日本)とともに、大学・社会人出身の4選手は1軍キャンプスタートが濃厚だ。1軍キャンプで猛アピールすべく、さらに調整のペースを上げていく。(東尾 洋樹)

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2021年1月18日のニュース