西武ドラ1渡部 「よくばり君」から「じっくり君」へ、膝負担考慮しバイク系で減量へ

[ 2021年1月11日 05:30 ]

ランニングメニューで汗を流す渡部(撮影・尾崎 有希)
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 「よくばり君」改め「じっくり君」?西武のドラフト1位・渡部(桐蔭横浜大)が、埼玉県所沢市の球団施設で新人合同自主トレ初日を迎えた。

 「初日で、軽めのメニューだったんですけど、もの凄く疲れました。自分のペースでやっていきたい」

 118キロの巨漢ルーキーは辻監督らが見守る中、準備運動を終えると、キャッチボールに入らず別メニューに。11月の関東地区大学選手権の決勝(対創価大)でファウルを追い三塁カメラマン席へダイブして右肩を強打したため、ネットスローに励んだ。内野ノックも受けたが、スローイングは回避した。

 マシン打撃では「大学ではあまりないので、慣れていなくて打ち損じが多かった」と反省。ランニングメニューでは大きく遅れ「体重もあるので、膝に負担が掛からない程度に。バイク系で体を絞るように言われました」と説明した。

 一方で、同期からは「すっごいな」「硬い、硬い」「ズボン入る?」と、丸太のようなふくらはぎを次々に触られる一幕も。イジられキャラとしての存在感を発揮した。走攻守でスロースタートとなったが、千里の道も一歩から、だ。(花里 雄太)

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2021年1月11日のニュース