キャンプイン1週間遅れも 緊急事態宣言で協議、12日臨時12球団代表者会議

[ 2021年1月12日 02:00 ]

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の再発令を受け、プロ野球が春季キャンプを1週間程度遅らせる可能性があることが11日、球界関係者への取材で分かった。12日の臨時12球団代表者会議で協議する。

 12球団は2月1日に宮崎、沖縄両県で一斉にキャンプインする予定だが、巨人、DeNAなど5球団が同7日まで緊急事態宣言が出された首都圏の1都3県に本拠を置く。阪神、オリックスが本拠地とする関西3府県も政府に発令を要請。キャンプ地の宮崎県も感染拡大で独自の緊急事態宣言を出した。

 キャンプでは全ての選手、コーチに加え裏方のスタッフや球団職員など大人数が移動して長期滞在するため、宣言中の活動が適当か慎重に見極めるとみられる。ある球団関係者は「緊急事態宣言の期限を考えての1週間。賛成意見も反対意見もあると思う。話し合いはしないといけない」と話した。

 オープン戦は2月23日に沖縄県内で始まり、セ、パ両リーグの公式戦は3月26日に開幕する予定となっている。

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2021年1月11日のニュース