阪神ドラ5村上 故郷・南あわじ市の顔目指す!照強に続く「ふるさと応援大使」に名乗り

[ 2021年1月5日 05:30 ]

昨年12月28日、南あわじ市・守本市長(左)を表敬訪問した村上(南あわじ市提供)
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 いずれは故郷の顔に――。阪神のドラフト5位・村上頌樹投手(22=東洋大)に対して出身地の兵庫県南あわじ市が将来的な「ふるさと応援大使」委嘱を検討していることが4日、分かった。すでに大相撲幕内・照強も務めており、後に続く存在として同市の担当者も期待を寄せた。

 「阪神は地元の球団ということで市民も盛り上がっていますし、楽しみにしています。活躍していただいて、将来的には是非、南あわじ市のPRをしていただきたい」

 「――応援大使」は南あわじ市の魅力を発信する目的で19年7月に創設。歴史こそ浅いポストながら、早々とその候補に名前が挙がったという事実が、05年の同市発足後では片山博視(元楽天)以来2人目のプロ野球選手となった村上への期待値の高さを物語る。すでに実家近くの公民館にも横断幕が掲げられるなど、市をあげた応援態勢で背中を押す。

 近隣の淡路市では19年12月、新人年のセ・リーグ安打記録を更新する159安打を放ち、盗塁王にも輝いた近本が「スポーツ親善大使」に就任。淡路市のみならず淡路島全体が盛り上がる様子に、南あわじ市の担当者も胸を躍らせたという。期待は膨らむばかりだ。

 かねてより「たくさんの人が応援してくれているので、期待に応えたい」と恩返しを目標に掲げる村上。活躍した暁には、故郷のPRにも全力投球する。

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2021年1月5日のニュース