ロッテ・朗希 キャンプ1軍スタートへ 井口監督「開幕から先発に入ってほしい」

[ 2021年1月1日 05:30 ]

石垣島キャンプの1軍スタートが決まった佐々木朗(撮影・長久保 豊)

 高卒2年目を迎えたロッテ・佐々木朗希投手(19、写真)が2月の沖縄・石垣島キャンプで1軍スタートすることが確実となった。プロ1年目は1軍登板どころか実戦登板もなしに終わったが、井口監督は「(自主トレで)しっかりと投げられれば、1軍スタートになる。昨年はそのための体づくりだったと期待している」と明かした。

 昨年の初ブルペンは春季キャンプが打ち上げとなる2月13日だった。最速163キロながら高卒新人でもあり慎重にステップを踏ませたが、このオフはすでに強めのキャッチボールを繰り返している。指揮官は「1月中にブルペンに入れる準備ができていると報告が来ている」と説明し、紅白戦登板についても「投げられればゲーム形式に入っていけるし、オープン戦も含め、開幕から先発に入ってほしい」と開幕ローテーション争いも求めた。

 井口監督は約1年前に描いていたプランを「夏以降に10日か2週間に一度のペースで投げ、最後に週1で投げられたらいいなと思っていた」と明かす。コンディション不良で計画通りにはならなかったが、大きな故障などで後退させることもなかった。「昨季は試合で投げていないので間隔を空けながらになる。そこをクリアできれば(今季)中盤、後半にはしっかり回れる」と井口監督。今季は令和の怪物がマウンドで躍動する姿が見られそうだ。(横市 勇)

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2021年1月1日のニュース