日本ハム 大阪桐蔭の150キロ左腕・松浦を今秋ドラフト上位候補にリストアップ

[ 2021年1月1日 05:30 ]

日本ハムが上位候補としてリストアップしている大阪桐蔭・松浦
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 日本ハムが今秋ドラフトで大阪桐蔭の150キロ左腕・松浦慶斗投手(17)を上位候補としてリストアップしていることが31日、明らかになった。

 宮城県出身ながら小2で北海道旭川市に移り、小6時はファイターズJrに所属。旭川大雪ボーイズに所属した中1時は日本代表に選出されて世界大会優勝も経験している。「プロへの一番の近道」と進学した大阪桐蔭では2年秋から背番号1を背負い、最速も150キロまで伸びた。また、父・吉仁さんは北海時代に甲子園に2度出場し、社会人野球・日本製紙でプレーした後に日本製紙石巻で監督も務めた。母方のいとこがソフトバンク・古谷という野球一族だ。

 日本ハムは昨秋ドラフトで球団史上初となる道産子のドラフト1位・伊藤(苫小牧駒大)をはじめ3人の道産子を指名した。23年には北海道北広島市に新球場「エスコンフィールド北海道」が開場予定。実力重視の指名方針は不変だが、球団幹部は「23年に道内選手を半分にできないかな」と理想を描く。今後も北海道に縁のある選手を追いかけていく。

 ◆松浦 慶斗(まつうら・けいと)2003年(平15)7月1日生まれ、宮城県石巻市出身の17歳。小1から野球を始め、中学時代は旭川大雪ボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入りし2年夏に最速150キロを計時。昨夏甲子園交流試合・東海大相模戦では救援で2回無失点と好投した。1メートル86、80キロ。左投げ左打ち。

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