オリックス・吉田正、山岡 日程合わず契約更改越年 条件面でも折り合いつかず

[ 2020年12月29日 05:30 ]

契約更改の越年が決まったオリックス・吉田正(左)と山岡
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 オリックスの吉田正尚外野手(27)と山岡泰輔投手(25)の契約更改が越年となることが28日、決まった。

 ともに代理人を立てて下交渉を続けてきたが、コロナ禍でオフ期間が短く日程の都合が合わず、条件面でも折り合いが付いていないもようだ。球団では08年オフの加藤大輔以来(09年1月7日に更改)。森川秀樹球団本部長は「交渉は継続中です」と来月中の合意を目指す考えを示した。

 吉田正は5年目では球団最高の年俸2億円で今季に臨み、3年連続全試合出場を果たして打率・350で首位打者に輝いた。山岡は昨季勝率第1位で初タイトルを獲得し、年俸1億円。今季は6月下旬に左脇腹痛で離脱して12試合で4勝5敗、防御率2・60だった。(金額はすべて推定)

 大阪・舞洲の球団施設は28日で年内閉鎖を迎え、山岡は荷物整理で訪問。来年1月4日から地元・広島で自主トレを開始する予定で、「自分としては来年に向けて1年投げきれる準備をするだけです」と強調した。(湯澤 涼)

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2020年12月29日のニュース