パドレス ダルビッシュ加入で先発陣はリーグ屈指に 菅野に影響も

[ 2020年12月29日 12:25 ]

カブスのダルビッシュ有(AP)
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 ダルビッシュの加入によって、パドレスの先発投手陣はリーグ屈指のものとなる。前日27日には、レイズからトレードで18年のサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手(28)を獲得したばかり。大リーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「24時間以内にスネルとダルビッシュの2人を先発ローテーションに加えた」とツイッターで指摘した。

 新加入の左右両輪が、いきなりエース格として先発1、2番手を務めることとなる。残る3番手以下の面子はどのようなものか。
 3番手候補の筆頭はドミニカ共和国出身のディネルソン・ラメット投手(28)。昨季は12試合に先発し、3勝1敗、防御率2・09。69イニングで93三振を奪った。WHIP0・86と安定した投球が光る。
 4番手候補はクリス・パダック投手(24)。昨季は12試合で4勝5敗、防御率4・73だった。

 ここまでは当確で5番手はエイドリアン・モレホン投手(21)、ライアン・ウェザーズ投手(21)、マッケンジー・ゴア投手(21)らの争いになるとみられる。

 本来ならエース格であったマイク・クレビンジャー投手(30)は11月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、来季は全休となる。ただし、22年シーズンは開幕からローテーションに復帰する可能性が高い。

 パドレスは巨人からポスティングシステムでメジャー移籍を目指している菅野智之投手の獲得にも動いていた。スネル、ダルビッシュの電撃トレードが続いたことで、そちらにも大きな影響を及ぼす可能性がある。

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2020年12月29日のニュース