レンジャーズ、有原入団を発表 ダニエルズ編成本部長「さらに成長すると信じている」

[ 2020年12月27日 12:10 ]

有原への期待を語るレンジャーズのジョン・ダニエルズ編成本部長

 レンジャーズは26日(日本時間27日)、日本ハムからポスティングシステムで大リーグへの移籍を目指していた有原航平投手(28)の入団を発表した。契約期間は2年。ジョン・ダニエルズ編成本部長、クリス・ヤングGM、クリス・ウッドワード監督、ジョー古河駐日スカウトがオンラインで会見を行った。

 ダニエルズ編成本部長は「有原は若く耐久性があり実績がある。7つの球種でストライクが取れる。我々は新たな環境で彼がさらに成長すると信じている」と期待。

 60試合制だった昨季はポストシーズンを含め95イニング以上を投げた投手がメジャーにはいなかったことを踏まえ、ヤングGMは「我々が強調したい耐久性とは彼が昨シーズン130イニング以上を投げたと言う事実だ。有原は我々に貴重な質の高いイニングを与えてくれるだろう。どんな先発ローテーションにも必要だと思うが、我々はそれを楽しみにしているし、彼との契約に期待している」と話した。

 同GMはさらに「彼は28歳で彼を成功に導くものは何か、より良い投手になるためにはどうすれば良いのかをもっと学びたいと感じている。そのような向上心は我々が選手に求めているものに確かに合っている。我々はそれにとても満足し興奮している」と付け加えた。

 また、ダニエルズ編成本部長は交渉はコロナ禍のためロサンゼルスに滞在していた有原とオンラインで行ったことを明かし、22日夜には合意していたことも明かした。

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2020年12月27日のニュース