日本ハム ライアン獲り!有原が米移籍濃厚で補強急務 栗山監督「試合をつくれる先発がとにかく必要」

[ 2020年12月6日 05:31 ]

ヤクルトの小川
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 日本ハムがヤクルトから国内FA権を行使した小川泰弘投手(30)の獲得に乗り出すことが5日、分かった。今季の日本ハムは2年連続で5位に低迷し、投打にわたる整備が大きな課題。特に先発陣の再整備はオフの最優先事項でもあり、通算75勝を誇る右腕に白羽の矢を立てた。

 来季の巻き返しを図るチームにとって、試合をつくれる先発投手は喉から手が出るほど欲しい存在だ。昨季15勝を挙げて最多勝に輝くなど先発陣の軸であるエース有原がポスティングシステムの申請手続きを行っており、来季は大リーグ球団への移籍が濃厚。現状、来季ローテーションの軸として期待でき、実績もあるのは今季ともに8勝の上沢とバーヘイゲンだけで、小川の存在は大きい。

 小川は1年目の13年に16勝で最多勝と新人王。昨季は5勝に終わったが、今季はノーヒットノーランを達成するなど5年ぶりの2桁となる10勝を挙げて復活を印象づけた。安定した投球で2桁勝利が期待できる右腕は、チームの補強ポイントに合致。来年で就任10年目を迎える栗山監督も来季の立て直しについて「試合をつくれる先発がとにかく必要」と語っている。

 過去のFA補強となると、ヤクルトから移籍した稲葉篤紀(04年オフ)ら2人しかいない。これまで「スカウティングと育成」という球団理念を基にチーム強化を進めてきたためだ。しかし、来季の巻き返しに先発の柱の補強は急務で、日本ハムは6日の交渉解禁を受けて小川獲得に全力を注ぐ。

 ◆小川 泰弘(おがわ・やすひろ)1990年(平2)5月16日生まれ、愛知県出身の30歳。成章から創価大を経て、12年ドラフト2位でヤクルト入団。1年目の13年4月3日の広島戦で初登板初先発初勝利。同年は16勝を挙げ、新人王、最多勝、最高勝率を受賞した。今季8月15日のDeNA戦で史上82人目のノーヒットノーラン達成。15年プレミア12日本代表。1メートル71、80キロ。右投げ右打ち。

 ≪獲得ならFAではチーム初の投手補強≫日本ハムがFAで獲得した選手は、04年オフの稲葉篤紀(ヤ=外野手)、17年オフの鶴岡慎也(ソ=捕手)の野手2人だけ。小川(ヤ)獲得となれば、FAではチーム初の投手補強となる。

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