中日の来春C臨時コーチのOB立浪氏、石川昂に“愛のムチ”予告「近い将来4番になれるだけの選手」

[ 2020年12月6日 16:10 ]

少年たちに打撃の手本を見せる立浪和義氏
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 中日の来春キャンプで臨時コーチを務めるOBの立浪和義氏(51)が6日、三重県四日市市で行われた「第17回四日市南自動車学校ジャブ野球大会」に特別ゲストで登場。就任決定後、初めて取材に応じ「呼ばれたからには少しでも力になれるように。来てもらって良かったと言われるようにその期間、一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。中日一筋で通算2480安打を放った立浪氏は12年の侍ジャパン打撃コーチで指導経験はあるが、古巣では09年の現役引退後、初めてとなる。

 指導したい選手には昨年のドラフト1位・石川昂を挙げ「昨年のキャンプで見たとき、びっくりするぐらいの素材だった。必ず近い将来、4番になれるだけの選手。どんないい選手でも、ある一定のやらないといけない期間がある。徹底的に振って野球漬けにならないと」と“愛のムチ”を予告した。

 チームは今季、8年ぶりのAクラスとなる3位もチーム得点429、同70本塁打は12球団ワースト。来季のさらなる躍進に向け、打撃強化が最重要課題となっているだけに「ミスタードラゴンズ」の手腕に期待が高まる。

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2020年12月6日のニュース