なぜ野球をやるの?大谷翔平の答えは…「楽しさの種類もまた変わってくる」

[ 2020年12月6日 20:05 ]

「ASICS 大谷翔平選手 Instagram ライブ 2020」に出演した大谷(アシックスジャパン提供)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が6日、アドバイザリー契約を結ぶアシックスの公式インスタライブ「ASICS 大谷翔平選手 Instagram ライブ 2020」に出演した。以下、ファンからの質問コーナーでの主な一問一答。

 
 ――グローブの色のこだわりは。
 「こだわりは…でも、結構、変えてますかね。1年目は赤でしたし、まあ今年なんかはグレーと黒みたいな感じでしたし。2016年とかは茶色っぽい感じだったので、特にこだわりはないですね。ユニホームに合う色を基本的には選んでるかなって感じですかね」

 ――子どもの頃にもらったクリスマスプレゼントで一番思い出深いものは。
 「子どもの時にもらったプレゼント…何ですかね。野球用品を頼んだことはないと思います、クリスマスに。普通にゲームとかそういうのですかね。覚えてるのないです。たぶんゲームとかそんな感じですかね。野球道具は頼んでないと思います」

 ――野球道具は自分で買っていたか。
 「もちろんお年玉とかで買うこともありましたね、グローブとか。最初の方なんかはお金もないですし、だいたいチームでスパイクとかだったらチームが白に赤のスパイクだったので、それを入団の時に買ってとかいう感じだったので。そんな感じでしたかね」

 ――軟式と硬式。子どもの頃はどちらを選んだ方がいいか。
 「どうなんですかね、正直、僕は硬式しかやったことがないので。軟式はチームに入る前の、本当に自分で遊んでるときに壁に投げたりとかしかそれくらいの程度しかやったことはないので、あんまり詳しくはないですけど。でも全然、プロに入って今、活躍してるような選手でも軟式からプロに行く人も数多いですし、あんまり関係がないとはもちろん思いますけどね。やったことがないので正直なんとも言えないですけど、全然そういう選手も多いので」

 ――今日の夜ご飯は。
 「今日の夜ご飯ですか?何も決めてないです。家で食べているので。たぶんお米は炊いてありますし、野菜食べて、主食、お肉なのか魚なのか食べて、果物食べてとかそんな感じだと思います」

 ――昨日の夜ご飯は。
 「いや覚えてないですね。たぶん魚かな?たぶんサーモン食べたような気がします、確か」

 ――北海道のことを思い出すか。行きたい店、食べたいものなど。
 「もちろん日本ハム時代の映像とか見たりはすることはありますけど。でもあれ以来、(移籍)会見以来、たぶん行ってないので、2年、3年くらい行ってないので。もちろん仕事とかがないと行けないとは思うんですけど。もちろん行ったお店とかも行ってみたいとは思いますね。美味しいお店もありましたしね」

 ――北海道の食べ物は何がおいしいか。
 「もちろん海鮮もおいしいですし、何でもおいしかったですね。教えてもらうことも多かったですしね、おいしいお店を。なかなか行けてないなとは思いますけど。行ってみたいなとは思いますけど」

 ――野球をやってなかったら何のスポーツやっていたか。
 「純粋にかっこいいなと思うのはバスケ。できたらかっこいいなだろうなとは思いますけど。水泳とかやってたので、たぶん野球やってなかったら一番長いことやってたのはたぶん水泳なので水泳やってたのかなとは思いますけど」

 ――日本時代もシーズンオフはバスケとかやっていた。
 「結構、水泳もそうですしやったりしますよ。バドミントンとかもそうですし、いろんなのやったりするので」

 ――米国ではNBAも見るか。
 「試合も行きますし、みんな好きなので。バスケとかアメフトとか。みんなそこらへんにリングありますし。キャンプ中も終わった後みんなで行ったりとか。1年目からそんな感じでやってましたね」

 ――ファンの質問で気になるものは。
 「気になる質問…ないですね(笑い)。リラックス方法…なんでしょう…寝付きがよくなる方法を今、探してます。逆に良いのあったら教えて欲しいんですけど。例えば東海岸とかにいったら時差とかあって、寝れなかったり結構するので、なるべくそういうときにもすんなり寝れるようにしたいなというか」

 ――今年の工夫は。
 「今年はそんなに移動がなかったんですよ。東とかに行くこともなかったですし。なるべく同じ地区とか、西の方のチームと組まれていることが多かったので。今年に関してはそんなになかったですけど、でもやっぱり3時間以上の時差になってくると、結構寝れないこともあるので」

 ――寝られないときはどうしているか。
 「起きてますね。無理に寝ようとすると本当にいらいらしてくるので。眠くなるまで寝なかったりとかそんな感じですかね」

 ――野球少年に1つ大切なことを伝えるとしたら。
 「小さい子ですかね。楽しくやることじゃないですか。あとは全力で走ったりとかそういう初歩的なところじゃないですかね。誰にでもできることなので。一塁まで走るとかそういうのは誰でもできるので、技術的なことではなくて。そういうのが一番大事ですし、あとは純粋に楽しむこと。どんどんのめり込んでいく上では大事かなと思います。僕もこんなに好きじゃなかったらあんまり頑張れるタイプではないと思うので、なのでよかったなとは思いますけど」

 ――今でも子どもの頃の思いを持ちながらやってる。
 「でも、あんまりいいのか悪いのか分からないですけど、仕事だという感覚ではあんまりやっていない部分はあるので。無責任になるというわけではないんですけど。単純に毎日練習、今も行きますけど。なんか今日は良い発見がないかな、感覚的に良いものがつかめないかな、そういう感じで。つかめたときはうれしいし、あんまりつかめなかったときは今日の練習はそんなに良くなかったなとなるし。そんな感じで、ずっとやってますね。小さい頃から」

 ――野球をする目的は。
 「そんな大そうなものは持っていないです。小さい頃から好きで始めて、毎日、練習をやるのも楽しみでしたし、週末に。それが今、毎日になってやっている感覚なので。いろんな人にサポート、ファンの人に応援してもらったり。それこそもらえる金額が大きくなればなるほど、純粋に楽しむってわけにはいかなくなってくると思うんですけど、楽しいという種類もまた変わってくるので。そこも含めて、期待に応える楽しさももちろんありますし、応えられなかった時に今シーズンみたいに良くなかった時は、そう思えるものでもないので、そういう楽しみの種類もちょっとずつ違ってきたりするので。でも、根本的なところはそんなに変わってないかなとは思いますね。好きでやってるという」

 ――今の野球の楽しみは。
 「一番ですか?何ですかね。でも大小だと思います。練習で例えば今日は良い感覚つかめたなと思えるのも楽しいし、日本一になった時みたいに、自分で設定した大きい目標をクリアしたとき、そういう楽しさもあるので。そういういろんな楽しさがいっぱいある中で毎日毎日やれてるのは凄い幸せなことだなとは思いますけどね」

 ――来年もそういう新しい発見を求めながら。
 「まず楽しいってなるには全力で、フィールドの中で、自分が100%出し切れるというのが大事なので、フィジカル的にもメンタル的にもベストなものをまず出せるか。その中で良かったところ、悪かったところ出ると思うので」

 ――最後にファンの方々にメッセージを。
 「今年はコロナの影響もあってなかなか球場に人も少なかったですし、なかなか普段のシーズンとはファンの人達も違かったとは思うんですけど、来年どうなるか分からないですけども、早くファンの人達と一緒に球場で野球ができるように頑張りたいと思うので、来シーズンもよろしくお願いします」

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2020年12月6日のニュース