阪神・岩貞 能見魂胸に来季へ「能見さんの意思引き継いでいかないと」

[ 2020年11月17日 05:30 ]

<神・D24>岩貞祐太投手(左)にボールを渡し、肩をポンと叩く能見篤史投手。(撮影・平嶋理子)
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 “能見魂”継承へ――。岩貞は今季限りで阪神を退団した先輩左腕の思いを継承すべく、力を込めた。

 「一緒のチームで優勝する夢はかなわなかったですけど、能見さんの意思というか、そういう姿勢全てを引き継いでいかないと」

 13年ドラフト1位で入団した左腕にとって、背番号14はアマチュア時代から意識していた存在だった。「入団する前、大学の時からずっと投球フォームとかそういうのを盗めたらと思いながらやってきた。そこから入団してから僕はずっと師匠と思って追いかけてきた」。3年目からは「チーム能見」の一員として沖縄での自主トレに参加。11日の最終戦では能見からウイニングボールを手渡され、肩を叩かれた。涙を流して受け継いだ師匠の魂を胸に刻む。

 「優勝できなかったことが心残り。本当に個人というより、チームのことを考える年齢になってきている。チームの優勝だけを見てまた再スタートを切っていかないと」

 来季は9月で30歳を迎える節目の年。中堅の域に入ってきたからこそ「毎年思ってますけど、年々そういう(優勝への)思いは強くなってきている。優勝するために必要な働きができないと、やっぱり悔しい思いしかない」と16年ぶりのリーグ制覇のみを見据えた。

 先発かリリーフかは現段階で未定。それでも「来年どういうポジションかはまだ分からないですけど、チームを鼓舞することができるように、またリスタートを切っていきたい」と熱い思い抱く。来季に向けての戦いはもう始まっている。(阪井 日向)

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