メジャー通算141勝のリンディー・マクダニエル氏が死去 84歳 新型コロナの感染が原因

[ 2020年11月17日 14:26 ]

1960年、カージナルス時代のマクダニエル氏(右=AP)
Photo By AP

 大リーグのカージナルスなど5球団で通算21シーズンにわたってプレーし、通算141勝119敗174セーブ(防御率3・45)という好成績を残したリンディー・マクダニエル氏が、14日にテキサス州ダラス郊外のキャロルトンで死去したことが明らかになった。

 同氏は引退後に牧師となっていたが、同じ教会にいた友人が新型コロナウイルスの感染で死亡したことを16日になって明らかにしたもの。娘のキャシー・ワッターズさんによればここ4週間ほど容体がすぐれなかったとしている。

 191センチ、88キロの右腕投手だったマクダニエル氏は19歳だった1955年にカージナルスでメジャー・デビュー。3季目となった1957年には先発として15勝9敗という成績を残し、59年からはリリーフ投手として活躍した。1960年には65試合に登板して12勝4敗でリーグ1位の27セーブをマーク。同年の球宴にも出場した。

 出場972試合は投手としては歴代17位(引退時は2位)。カージナルスに8季在籍したあとはカブス→ジャイアンツ→ヤンキース→ロイヤルスと渡り歩き、1975年シーズンを最後に引退したが、ポストシーズンでの登板は一度もなかった。

続きを表示

2020年11月17日のニュース