北別府さん 息子ドナーの骨髄移植が無事終了 愛妻が代わりにブログ報告「拒絶反応がないことを…」

[ 2020年5月19日 18:36 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が19日、息子をドナーとする骨髄移植を受けたことが分かった。妻の広美さんが北別府さんのブログで報告した。

 「本日午後、無事に移植が終わりました。担当の先生方と相談しながら、提供者の息子と主人が選択したのは末梢血幹細胞移植です。息子から取り出した末梢血幹細胞が主人の身体に入りました。拒絶反応がないことを祈るばかりです。今後は拒絶反応を抑えて、息子の幹細胞が定着する治療をして頂くことになります」と報告。「皆様からいただいた励ましが大変大きな力となりましたことを心よりお礼申し上げます」と感謝の言葉をつづり、「北別府(内)広美」と結んだ。

 北別府さんは当初4月半ばに予定されていた息子がドナーとなる骨髄移植が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、自宅静養していたが、今月5日に入院。16日には骨髄移植に備えて一般病棟から無菌室に移ったことを報告していた。

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2020年5月19日のニュース