大丈夫？阪神・ガンケル　4回7失点「試したいことは試せた」

オープン戦   阪神1―12日本ハム （ 2020年3月7日    甲子園 ）

＜神・日＞2回、1死一、三塁、中田に3点本塁打を打たれたガンケル（撮影・成瀬　徹）
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　先発したガンケルは4回8安打7失点と打ち込まれたものの、解禁したカットボールへの手応えを示すなど収穫も多かった。

　「結果は好ましいものではなかったけど、試したいことは試せた。日本人のバッターが自分にどういう対応をしていくのか見られたので、学びとしてはいい機会だったと思う」

　初回に5安打を集められ4点を失うと、2回も中田に右中間へ3ランを被弾した。勝負球の精度を欠いて痛打を浴びたことで、「3、4回はしっかりストライクゾーンから外そうと思った」と修正。新たに球種に加えたカットボールも多投し、「シーズンでも使える球かなと思う」とうなずいた。

　既に開幕ローテーション入りは確定。矢野監督も「打たれる時はこういう傾向になるのかな…というのは今日で見えた」と信頼は不変だ。プレシーズンで味わった苦投を学習材料とし、「（日本人打者は）ミートするのがうまいと感じた」と得たものの多さを強調した。（遠藤　礼）