楽天・大地、移籍初の“凱旋”弾!!3打数3安打2打点に「出来過ぎ」

[ 2020年3月8日 05:30 ]

オープン戦   楽天7―1中日 ( 2020年3月7日    静岡 )

5回1死 中前打を放つ楽天・鈴木大(撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテからFA移籍した楽天の鈴木大が生まれ育った静岡で移籍後初アーチを放った。初回2死二塁。開幕投手の中日・大野雄に2球で追い込まれたが、甘く入った直球を逃さない。右翼席中段まで運び「出来過ぎ。大野さんに簡単に追い込まれたから食らいつこうと」と笑顔で話した。

 地元での初アーチに加え、3打数3安打2打点の活躍。3日にプロ9年目で初めて草薙球場でプレーして以降、4試合で12打数8安打、打率・667の大暴れだ。三木監督も「しっかり打てるボールを見極めた。大地(鈴木)らしさが出ている」と目を細めた。

 草薙球場は小学5年時にプレーした記憶があり、桐蔭学園(神奈川)に進学して地元を離れた。本来なら「凱旋試合」も無観客に。ただ6月27、28日に日本ハムとの公式戦が組まれており「せっかくだから家族には来てほしい。親族も楽しみにしていると思う」。試合後は約30分の特打を敢行。「今日良くても、明日悪くなるかも…。しっかり復習しないと」。3カ月後には「凱旋アーチ」を披露する。(伊藤 幸男)

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2020年3月8日のニュース