広島・高橋大 あるぞ逆転開幕スタメン!打撃覚醒で猛アピール 指揮官も絶賛

[ 2020年3月5日 05:30 ]

オープン戦が雨天中止となり、室内練習場で打ち込む高橋大(撮影・大森 寛明)
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 あるぞ!逆転スタメン。広島・高橋大樹外野手(25)に開幕戦先発出場の可能性が出てきた。ここまで対外9試合で打率・421、3本塁打、7打点と猛アピール。当初は右の代打として期待感を示した首脳陣も、今春の著しい進化に触れ「開幕スタメンは十分ある」と上方修正だ。苦節8年目。遅れてきた男は絶好機を逃さない。

 4日の阪神戦は午前10時に早々と降雨中止。週末の西武3連戦(マツダ)に備え、ナインは甲子園の室内練習場で軽めに調整した。オープン戦は残り8試合。開幕1軍入りに向け、進境著しい高橋大も打撃練習などに汗を流した。

 「秋のキャンプから取り組んできたことができている。(相手投手の)動画を見て初球を予測し、動画がない場合は真っすぐから入っていく意識です」

 アピールがすさまじい。今春対外9試合のうち7試合が途中出場ながら19打数8安打、3本塁打、7打点。打率・421は見事の一語だ。とりわけ3月1日、中日戦(ナゴヤドーム)での2打席連続アーチが強烈だった。

 5回から右翼守備に就き、7回にキューバ代表・ロドリゲスの初球152キロを左翼席へ運ぶと、9回にも2球空振りの後、藤嶋の低め変化球を左越え2ランだ。広島の選手の広い敵地での2打席連続弾は2000年の町田公二郎以来。公式戦でも滅多に見られない。

 これには、右の代打枠での1軍入りを期待した首脳陣も見方を変えた。朝山打撃コーチは「真っすぐ待ちで変化球に対応できる。残りの結果次第では開幕スタメンも十分ある」と上方修正。佐々岡監督も「いいモノを見せてくれている。悩ませるよね」と評価した。

 12年ドラフト1位で入団して8年目。初の開幕1軍どころか、開幕スタメンすら見込める絶好機にも、高橋大は決して浮かれない。オープン戦は佳境に入り、ローテーション投手たちは調整のギアを上げてくる。残り8試合が本当の勝負だ。

 「開幕スタメン? 出られるなら出たいけど、そんなに甘くはない。ローテーション投手を打たないと評価されない。初球から振れると思うのでミスショットしないように」

 同期の鈴木誠を追う足がかりとしたい春。悲願の開幕1軍、そして開幕戦先発出場へ。一発長打の魅力を秘める25歳の積極スイングから目が離せない。(江尾 卓也) 

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