松坂が1軍合流、8日オープン戦初登板「立場上、結果を出さないと」

キャッチボールを行う西武・松坂
Photo By スポニチ

　高知のB班（2軍）で調整していた西武・松坂が5日、広島で1軍に合流。オープン戦初登板となる8日の広島戦（マツダ）に向けて「野球をやらせてもらえるだけありがたい、と思ってやるだけです」と話した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために無観客で行われる試合で、野球への感謝を胸にマウンドに上がる。

　1回2失点だった2月25日の韓国・斗山戦（サンマリン宮崎）から中11日。登板間隔が開いたため、高知では投げ込みも行ったといい「この時期は結果が一番じゃないけど、立場上、結果を出さないといけない。しっかりした内容のものを出せれば、おのずと結果は付いてくると思う」と力を込めた。

　先発して3～4イニングを投げる予定。広島のドラフト1位・森下（明大）との投げ合いとなるが「打席に立つわけじゃないので…。打席に立てたら面白いですけどね」と笑顔を交えて話した。

　開幕ローテーション入りへアピールのマウンド。「いいところも悪いところもはっきり出れば、反省して次につなげられる。でも逆に、今の時期は悪い部分もたくさん経験できた方がいい」とベテランらしく冷静に話した。