中畑清氏 Bジェイズ・山口は「65点」 カーブの使い方がテーマに「次の登板が大事だよ」

[ 2020年3月2日 02:30 ]

オープン戦   ブルージェイズ6―5フィリーズ ( 2020年2月29日    ダンイーデン )

山口の登板を観戦した中畑清氏(撮影・奥田秀樹通信員)
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 【観戦記】滑るボールへの対応という点では前回登板からリベンジできたのかもしれない。本人は「70点」をつけてたけど、私は65点しかあげられない。山口本来の切れのいいボールにはほど遠い。

 ただ、フォークは決め球として使えるメドが立ったね。奪った3三振のうち2つは落として決めた。問題はどうやって追い込むか。カウント球としてカーブをどう使うかが大きなテーマになるんじゃないかな。

 試合前は私がMCを務める「追跡LIVE!Sports ウォッチャー」(テレビ東京系)の生中継に顔を出して、言ってくれたねえ。「筒香には負けないようがんばります」。胸に刻んだよ。

 降板後はたくさんのファンにサインをねだられてた。前回の登板後は誰一人近づいてこなかったらしい。今回はついでに私までサインを求められたよ。

 結果が全ての世界。もっともっとサインをねだられる存在になってほしいな。次の登板が大事だよ。(スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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