オリックスJr福田拓翔、2回完全救援で勝利貢献 自己最速に迫る121キロマーク

[ 2019年12月28日 16:33 ]

NPB12球団ジュニアトーナメント2019 敗者復活戦   オリックスJr7―3日本ハムJr ( 2019年12月28日    札幌D )

力投した福田
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 ポテンシャルの高い選手がそろうオリックスJrが、2戦目で底力を見せた。3―3の6回、先頭の畠中健太(6年)が2試合連続本塁打を放って勝ち越し。5回から救援登板していた福田拓翔(6年)は2イニングをパーフェクトに抑えて勝利投手になった。

 福田は自己最速の122キロにあと1キロと迫る121キロを出す力投。「絶対勝とう、絶対抑えようと思った」と話した。あこがれの選手は中日・根尾。根尾を擁して昨年の甲子園春夏連覇を果たした大阪桐蔭への進学、そしてプロ野球でのプレーを夢見る。

 前日の1回戦で広島Jrに1―5と敗れた。塩崎真監督(46)は「力を持った子供たちだが思っていた以上に雰囲気にのまれ、力を出し切れなかった」と振り返る。「意地を見せてくれた」という勝利。2日間で1勝1敗の6チームからTQB(得失点差率)最上位に与えられるワイルドカードでの決勝トーナメント進出はならなかったが、畠中は「最高のチームでした」と話した。

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2019年12月28日のニュース