西武・源田 東京五輪へ意欲「またジャパンのユニホームを」 侍Jで学んだ“守備の間”

[ 2019年11月28日 18:32 ]

<三井ゴールデン・グラブ賞>ゴールデン・グラブ賞のトロフィーを手に笑顔を見せる西武・秋山(左)と源田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 守備のベストナインに贈られる「第48回三井ゴールデングラブ賞」の表彰式が28日、都内ホテルで行われ、西武・源田壮亮内野手(26)が、パ・リーグの遊撃手部門で2年連続2度目の受賞を果たした。

 「毎年、目標なのでうれしいですね。今年はエラー10個以内っていうのを目標にしていた。年々、エラーは減っているので、来年また減らせるようにしたいと思います」

 失策9で目標を達成して2年連続受賞。球界トップレベルの守備の名手は「(ゴールデングラブ賞への思いが)強くなりますね。来年もその次も取りたいなって気持ちは出てきました」と連続受賞で芽生えた意欲を口にした。侍ジャパンの一員として優勝に貢献したプレミア12期間には、広島・菊池らの守備を観察しさらなる進化への意識も強めた。「いろいろな選手を見ましたけど、グローブの使い方も人それぞれ。いろいろありましたけど、やっぱり、打球に入られるというか、刺されることがみなさん少ないので、自分の間というものがみんなあるなと思った。改めて大事なんだなと思いました」。トップレベルの選手が打球をさばく際のボールと自身との距離感の大切さを改めて確認。そして「今回、出させていただいて、緊張感もありましたし、また、ああやってジャパンのユニホームを着て試合をしたいと思う」と来年、開催される東京五輪の代表入りへの思いを強くした。

 初受賞だった昨年のゴールデングラブ賞のトロフィーは大分の実家に飾ったが「今年のは家に置こうかなと思います」と笑った。また、現役時代に二塁手として史上最多の8度のゴールデングラブ賞を受賞している辻監督のすごさを再確認。「8個ですか…。すごいな。8個は無理だと思いますけど、増やしていけるように頑張りたいなと思います」と謙虚に意気込みを口にした。

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2019年11月28日のニュース