パドレス対ロッキーズの4連戦は計92点 近代野球では史上最多得点 両軍併せて131安打

[ 2019年6月17日 10:40 ]

9回表に押し出しの四球を選んだパドレスのストローム(AP)
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 コロラド州デンバーで16日に行われたパドレス対ロッキーズの一戦は、パドレスが14―13で勝って35勝37敗。このシリーズ4連戦は2勝2敗となったが、4試合で両軍の得点は計92点(パドレス44点、ロッキーズ48点)に達した。

 4連戦の得点合計のメジャー最多記録はクリーブランド・ブルースとセントルイス・ブラウンズが1887年にマークしていた112点だが、近代野球と呼ばれる1900年以降では史上最多。両軍併せて131本のヒットが記録されたが、ロッキーズのチャーリー・ブラックモン(32)が放った4連戦での15安打は119年ぶりの出来事となった。

 試合はパドレスが10―13で迎えた9回に反撃。2つの四球と長短2安打で同点としたあと、投手ながら代打で登場したマット・ストローム(27)が2死満塁の場面でロ軍のクローザー、ウェイド・デービス(33)から押し出しの四球を選び、これが決勝点となった。ロッキーズは37勝34敗。デービスはこのシリーズで2度目のセーブ失敗となった。

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