楽天7発で広島粉砕!ルーキーコンビ躍動 太田プロ1号&辰己が本拠1号

[ 2019年6月15日 05:30 ]

交流戦   楽天11―2広島 ( 2019年6月14日    楽天生命パーク )

初回2死、ソロを放ったウィーラーを敬礼で出迎える平石監督(撮影・村上 大輔)
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 楽天が14日の広島戦で、球団新となる7発のアーチを描いた。初回に茂木栄五郎内野手(25)の先頭打者弾が飛び出すと、一発攻勢が止まらない。2回はドラフト2位・太田光捕手(22)がプロ初本塁打、5回にはドラフト1位・辰己涼介外野手(22)が本拠地初本塁打を放って、10年にマークした1試合6本塁打を更新した。首位・日本ハムとはゲーム差なしの2位と、好位置をキープしている。

 ルーキーたちの活躍で歴史の扉が開かれた。3回までに先発全員安打、4回の時点で、10年6月6日の巨人戦で樹立した1試合6本塁打の球団記録にも並んだ。そして5回だ。辰己に本拠地1号が飛び出した。

 狙っていた。内角直球をフルスイングして右翼席へと運んだ。「記録?知らなかったです。背番号が“7”なので、僕が打っただけです」。ユーモアたっぷりに新記録を樹立した一発を振り返った。

 この日は三木谷浩史オーナーが観戦に訪れていた。試合前には、8日の中日戦で右中間に抜けそうな打球をダイビングキャッチした好プレーを「凄かったね」と称えられた。

 辰己の「プロ初」は不思議とオーナーの前で生まれる。3月31日のロッテ戦は、プロ初スタメンで初安打、初打点、初盗塁をマーク。5月6日の西武戦ではプロ初本塁打を放った。「本拠地1号をオーナーに見てもらえて良かった」。またも頼もしい姿を披露した。

 太田も2回先頭で左翼ポール際にプロ1号を叩き込んだ。「打った瞬間、フェンスを越える感触はあった」。5回の辰己の一発もネクストサークルで見守り「自分のことのようにうれしかった」と喜んだ。8試合連続で本塁打がなかった打線が、セ首位の広島から14安打11得点。7本塁打中2発をルーキーが放ち、平石監督も「初回から素晴らしい攻撃をした」と目を細めた。

 ド派手な勝利に貢献しても、辰己は手放しで喜んではいなかった。2回の守備。無死一塁での中飛で一走にタッチアップで進塁を許した。「自分の肩を過信していた。ふ抜けたプレーはチームの士気を下げる。隙のない野球をしないと」。自分を戒める姿勢こそが、チームの好調を維持させる原動力になる。 (重光 晋太郎)

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