ヤクルト・石川 好投も交流戦通算25勝目ならず 7回まで散発2安打80球で完封ペースも…

[ 2019年6月15日 17:50 ]

交流戦   ヤクルト6―5西武 ( 2019年6月15日    メットライフD )

<西・ヤ>7回無死 森を一ゴロに打ち取り指さす石川(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトの石川雅規投手(39)が敵地のメットライフドームで行われた西武との交流戦に先発登板。7回まで散発2安打無失点と完封ペースで好投を続けたが、今季3勝目(3敗)を逃した。

 4―0で迎えた8回、先頭・木村は空振り三振に仕留めたが、金子侑、秋山に連打され、1死一、二塁となったところで降板。勝利投手の権利を持っての降板だっだが、ここで登板した2番手・梅野が乱れた。

 梅野は最初の打者・源田に9球連続で投げた直球をすべてファールにされ粘られ、16球目のカットボールで見逃し三振に斬って取ったが、外崎死球で満塁。山川、森に連続押し出しとなる四球を与えて石川に2失点が付いたところで梅野は降板となったが、3番手・マクガフが中村に満塁の走者一掃となる右中間二塁打を打たれて4―5と逆転を許し、石川の勝利が消滅した。

 石川の投球内容は7回1/3で打者28人に91球を投げ、4安打2失点。4三振を奪い、与えた四死球は3つだった。

 石川はここまで交流戦通算24勝21敗。25勝目を挙げれば昨季限りで現役引退した杉内俊哉(巨人)の26勝に次いで現役最多、歴代単独2位の勝ち星となるところだったが、持ち越しとなった。

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2019年6月15日のニュース