広島・誠也、41打席ぶり16号も空砲2連敗 巻き返しへ「いい投手から打ったので、いいきっかけに」

[ 2019年6月8日 05:30 ]

交流戦   広島3-6ソフトバンク ( 2019年6月7日    マツダ )

8回、鈴木は左越えに3点本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 広島・鈴木誠也外野手(24)が7日のソフトバンク戦で8試合41打席ぶりの16号を左翼席へ打ち込んだ。昨秋の日本シリーズからの成長度を測る3連戦。千賀には7回3安打無得点と歯が立たなかった。それでも、昨秋に打率・455、3本塁打を放った4番は、相変わらず驚異的だった。

 4点劣勢で迎えた8回、敵陣はモイネロへの継投策を選択した。2死無走者から菊池涼、バティスタの連打で反撃開始。一、二塁となり、鈴木は1ボールからのモイネロの高めの直球を叩いて左翼席に放り込む16号3ランで、一時1点差にまで迫った。

 「チャンスで回ってきたので自分のスイングをしようと思った。試合中は細かいことを考えてもいいことがないので、反応で打ちました」

 千賀には2打席連続三振を含む3打数無安打に抑えられ「あれだけの真っすぐがあるので、甘い球を一発で捉えられないと…」と笑顔はない。ただし、今季25試合で自責点1だったモイネロから一発。6月は過去5試合で打率・176、打点なしと下降気味だっただけに「いい投手から打ったので、いいきっかけにしたい」と手応えはつかんだ。

 結果的には無得点でも、千賀相手には足で攻略の糸口を探った。4回2死で一塁走者・田中広が昨秋に6連続盗塁阻止された甲斐から二盗に成功した。初回にも菊池涼が二盗を敢行して、相手の失策を誘った。高ヘッドコーチは「そう簡単には走れないかもしれない。ただ、走れなくなったらうちの野球ではなくなる」と“甲斐キャノン”に真っ向勝負を挑んだ。

 2連敗で、交流戦は1勝3敗と低調な滑り出しとなった。緒方監督は「いい攻撃をしてくれたと思う」と悲観しない。昨季の雪辱は、正々堂々と攻めて晴らす。(河合 洋介)

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