大船渡・佐々木 最後の夏へ闘志 中学時代からの仲間と「絶対に甲子園へ」

[ 2019年4月29日 14:51 ]

記者会見を行う(左から)大船渡・佐々木、千葉、及川(撮影・島崎忠彦)
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 今秋ドラフトの超目玉、大船渡(岩手)の163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)が29日、大船渡市内で国保陽平監督(32)、千葉宗幸主将、及川恵介捕手(ともに3年)と会見に臨み、高校最後の夏に向けて甲子園へ熱い思いを語った。

 5月2日の春季岩手県大会地区予選の初戦を控え、その注目度の高さから開かれた会見には18社約40人のマスコミ関係者が集結。夏へのステップとなる春季大会でチームの第一の目標は東北大会(岩手から3校出場)で、佐々木は「最後の夏は絶対に甲子園に行きたい。(春の大会は)冬が明けて初めての公式戦。秋からの成長を感じたり、夏への課題を得られたらいい」と言葉に力を込めた。

 公立校で夢見る大舞台。佐々木は「私学を倒し、この(中学時代からの)仲間と甲子園に行くことに意味がある」と言った。岩手県で公立校の夏の甲子園出場は94年の盛岡四以来ない。令和最初の夏の甲子園へ、佐々木はその剛腕で挑む。

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