DeNA 年号またぎの大型連敗阻止 ラミレス監督「悪い流れが平成の最後にやっと止まった」

[ 2019年4月29日 17:52 ]

セ・リーグ   DeNA5―3巨人 ( 2019年4月29日    東京D )

<巨・D>連敗を10で止め、安どの表情を浮かべる三浦コーチ(左から2人目)、にっこりと笑顔で握手するラミレス監督ら(撮影・木村 揚輔)
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 12連敗した2015年6月以来4年ぶりとなる大型連敗を10で止めたDeNAのラミレス監督は「まずこの勝利を神様に感謝したいと思います」と長い長いトンネルからの脱出を素直に喜んだ。

 「本当に長い間かかりましたけども、久々にみんなのスマイルを見ましたし、ファンの方々のスマイルも久々に見たので、本当に大きい勝利だと思います」。

 試合前に今季初昇格させた石川を2番で即スタメン起用。その石川が8回の決勝2ランを含む3安打と大活躍した。

 「本当によくやってくれました。彼が1軍に戻って来て、いきなり先発で使うっていうのはあまり多くの人が予想しなかったとは思いますが、本当に久しぶりに1軍に戻って来て、こういう風に素晴らしい活躍をしてくれて本当にうれしく思います」と満足気な指揮官。

 5度目の先発もプロ初勝利に手が届かなかったドラフト1位ルーキーの上茶谷については「投げたのは5回だけだが、3失点に抑えてくれてよくやってくれた」と労っていた。

 平成から令和に移る年号またぎの大型連敗を阻止したDeNA。ラミレス監督は「今までの悪い流れが平成の最後にやっと止まって、これから新しい時代を迎えるとともに今度は連勝を続けられれば。新しい時代はDeNAベイスターズにとって輝かしい時代になると思います」と令和での巻き返しに意気込んでいた。

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2019年4月29日のニュース