オリ初の連勝 吉田正と入れ替え4番メネセス、1号含む全3得点

[ 2019年4月7日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3―1楽天 ( 2019年4月6日    京セラD )

<オ・楽>2回無死、メネセスは右越えに来日1号ソロ(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスは3、4番の組み替えが奏功し、初連勝を挙げた。初めて4番に座ったメネセスが全3得点をたたき出す活躍。初めて本拠地のお立ち台に上がり、「初めての4番で、こういう結果になってよかった。監督に感謝したい」と声を弾ませた。

 2回は2ストライクから美馬の外角直球を右翼席中段まで運び、来日1号を先制弾で飾った。4回は吉田正の三塁打に決勝の中犠飛で呼応し、1死一塁から吉田正の右前打で一、三塁へ好機が広がった6回も「最低でも外野に飛ばそうと思っていたよ」と左犠飛で貴重な追加点を挙げた。

 不動を続けてきた中軸に開幕8試合目で初めて手を入れた西村監督は「(吉田)正尚は4番の責任を全部背負っているように感じてね。試合前に話をした。機能してくれたね」と自賛を込めて説明。何より打率1割を切っていた吉田正が初めてマルチ安打を記録し、2得点に絡んだのが明るい材料だ。

 吉田正にとっては昨年6月9日のヤクルト戦以来の「3番・DH」。「自分は3番打者タイプ」と自認したこともある定位置に戻り、「必ず最初の攻撃から打順が回ってくるのも好きなところなんです」とうなずいた。(湯澤 涼)

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