巨人・大城“故郷に錦”逆転3ラン 原監督「正捕手争いに名乗り出た」

[ 2019年2月25日 05:30 ]

オープン戦   巨人3―2日本ハム ( 2019年2月24日    沖縄セルラースタジアム那覇 )

8回、逆転3ランを放つ大城にベンチのナインも大盛り上がり(撮影・西海健太郎)
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 地元・沖縄出身の2年目捕手の一発に、スタンドで指笛が鳴り響いた。0―2で迎えた8回1死一、二塁。巨人・大城は日本ハム・ロドリゲスの外角高めのシュートをフルスイングで捉えた。逆方向の左翼席へ逆転3ランが飛び込んだ。

 「しっかり振り切れたので、入ってくれた。沖縄の皆さんの声援に応えることができたことが何よりも最高です」。東海大相模―東海大の先輩でもある原監督からグータッチで迎えられた。代打で登場した6回の右前打と合わせて2安打3打点。守備でも杉谷の二盗を阻止した。観戦した父・昌人さん(56)と母・淳子さん(55)も大喜びさせた。

 キャンプは2軍スタート。紅白戦で4打数2安打と結果を残し、那覇移動時に1軍昇格した。自らトスを上げて打撃指導した原監督は「レギュラー捕手争いにきちんと名乗り出たと僕は受け止めている」と評価した。

 高校では2学年上の兄・昌士(現西部ガス内野手)と双子の兄・建二(現トヨタ自動車内野手)と一緒に汗を流した三男坊。炭谷、小林、阿部との争いに「アピールしていくしかない」と言い切った。 (青森 正宣)

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2019年2月25日のニュース