広島　床田　開幕ローテ入りへ前進も「６０点　立ち上がりはよかったけど」

オープン戦   広島４―４ＤｅＮＡ （ 2019年2月24日    宜野湾 ）

無失点に抑える床田（撮影・奥　調）
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　左肘手術からの復活を目指す広島・床田が開幕ローテーション入りへ前進した。ＤｅＮＡとのオープン戦初戦に２番手で登板。最速１４６キロの直球を中心に粘り強い投球で３回０／３を零封し、首脳陣にアピールした。

　「６０点。立ち上がりはよかったけど、その後の先頭打者に打たれたのがよくない」

　開幕を目標に置く以上、安易な妥協はできない。登板した４回は３人で料理しながら、５回からの３イニングで先頭を出塁させた投球が引っかかった。一方で課題の左打者に対しては内角直球を効果的に使って５回は神里を見逃し三振、６回は倉本を一ゴロに封じた。

　先発枠を争う若手陣に精彩を欠く投球が続いていただけに佐々岡投手コーチは「粘り強く投げたし、左打者の内角にも攻めていた」と評価。緒方監督も「今後も内容を見ていきたい」と期待を膨らませた。