オリックス・宗佑磨 引きつけて打つ!フォーム大改造“ムネ”の内を語る

[ 2019年2月13日 08:45 ]

絵馬にサインするオリックスの宗佑磨内野手
Photo By スポニチ

 奇抜な髪形、天真爛漫な振る舞い…。オリックスの宗佑磨外野手(22)は何かと目立つ存在だが、胸中には強い決意を秘めている。右足を高く上げる昨年の打撃フォームをノーステップ気味に変更したのはなぜか。将来像をどう描いているのか。本音に迫った。(取材・構成 鶴崎 唯史)

 ――キャンプではノーステップ気味の打撃になっている。

 「去年とは違って、今はボールを引きつけて打つ練習をしている。去年は強く振ることを意識したが、ボールとバットが離れることが多かった。去年のままだと“もう先が見えない”“同じ感じになってしまう”と思ったので考えた。今年の目標は出塁率を上げることです」

 ――今キャンプでの打撃の意識は。

 「僕の悪い癖は頭が突っ込みがちになるので、自分で止めるというか、前に行きすぎないイメージ。どうしても振ってしまう。あれだけスイングしていたら、止まれるものも止まれない。力みたおしていた。今年は真逆」

 ――参考にしたのは。

 「日米問わず、良い打者の映像を見て自分で考えた結果、今の打ち方になっている」

 ――ロビンソン・カノ(メッツ)の練習もやっている。

 「カノだけでなく、グリフィーとかボンズも見た。良い打者は軸で回る。だから体の強さも必要だと思って、米国に自主トレに行った。良いトレーニングになったなと思ったし、いろいろな選手を見られて刺激になった」

 ――実戦ではスイングも変わる。

 「もちろん、このままいけるとは思っていない。実戦に入ったら今のスイングと変わってくるところもあるから、自分で何とか頑張って意識しながら、今の練習を続けていきたい」

 ――手応えは。

 「試合になってどうなるか分からない。最初は打てないと思う。そういう過程だと想定している。最初はしっくり来ないと。続けられれば、合ってくる日がいずれ来るので、我慢しながらやりたい」

 ――打てないと想定するのはすごい話だ。

 「僕の目標はもっと先の方にある。今は、目の前のことで一喜一憂していられない。3年後とか、先を考えたときに去年の打ち方だったら上がってこないだろうなと思った」

 ――描く将来像は。

 「チームの軸になりたいと思う。去年70試合ぐらい出させてもらって(74試合出場で打率・233)1軍でやる楽しさも分かってきた。出続けたいと思って、そのための逆算、将来的なことを考えた逆算で今やっている」

 ――イチロー選手を尊敬していたが。

 「イチローさんはタイプが違う。僕は中距離打者。ゴロヒッターというより、外野の間を抜いて二塁打、三塁打を狙う打者。長距離タイプでもないのでホームランも狙わない」

 ――高い意識だ。

 「紅白戦とか実戦は、自分の反応を見ながら行きたい。とにかく、自分のやることをやり続けられるように。強い心を持って、やり続けられたら大丈夫だと思っている。今、打てなくても、数年後のイメージは、自分では見えている。そのために毎日キャンプ頑張りたい」

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年2月13日のニュース