PL学園OB会 桑田新会長、硬式野球部が復活できるか「ハッキリさせる」

[ 2019年1月12日 12:30 ]

PL学園OB会の新会長に就任し、前会長の鶴岡秀樹氏(右)に花束を手渡す、桑田真澄氏
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 PL学園硬式野球部のOB会総会が12日、大阪市内のホテルで開催され、新OB会長の桑田真澄氏(50)が出席した。会には同氏の恩師で甲子園通算58勝を挙げた元監督の中村順司氏(72)、同氏の代に主将を務めた松山秀明ソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ(51)、楽天・平石洋介監督(38)ら99人が出席。総会で新会長の就任が出席者に報告された。

 歴代3位の甲子園通算96勝、春3回、夏4回の優勝を誇るPL学園だが、不祥事、部員減少のため、16年夏の大阪大会を最後に活動を休止。OB会では一昨年に活動再開を求める嘆願書を学校側に提出。昨年には学校側と面談を行うなど、復活を模索してきた。

 鶴岡秀樹氏に代わり、新会長に就任した桑田氏は「身が引き締まる思い。重大な責任を負ったという思い」としたうえで「一つはPL学園野球部の方向性。再開できるのかどうかをハッキリさせないといけない。二つはPL学園、野球部、OB会のためにみんなで力を合わせる。全力でベストを尽くしてやっていきたい」と今後の活動の方向性を話した。

 なおOB会では「マスターズ甲子園」出場に向けての加盟校登録を行っているが、出場メンバーに桑田氏も含むことを発表した。

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2019年1月12日のニュース