楽天 FA浅村に4年計25億円超&背番号3提示 ソフトBに対抗

[ 2018年11月19日 05:30 ]

西武からFA宣言した浅村
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 楽天・石井一久ゼネラルマネジャー(GM=45)が18日、西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した浅村栄斗内野手(28)の獲得に向け、都内で初交渉に臨んだ。西武でつける背番号3を提示したことを明かし、条件は16日に交渉を行ったソフトバンクと同等の4年総額25億円超。現役時代にFA移籍を経験した立場ならではの言葉を、熱くぶつけた。

 高級中華料理に舌鼓を打ちながらの約2時間。石井GMは立花陽三球団社長を交えて浅村と卓を囲み、和やかに交渉をした。その後、まばゆいフラッシュの前に登場した。

 「伝えたいことは伝えられたと思います。かっこいい言葉はいらない。殺し文句は必要ない。(自身が)移籍したときの経験や心境を話させてもらった」

 着るユニホームを替える決断。石井GMは現役時代にメジャー挑戦、そして07年オフのヤクルトから西武へのFA移籍でそれを経験した。「会社でもそうだと思うが、新しい環境になることはデメリットでもある。でもデメリットがなければ、大きなメリットは返ってこない。僕の経験として、移籍することで人間としてもプレーヤーとしても幅が広がると思う」。ぶつけた言葉の内容を説明した。

 条件面は西武を上回り、ソフトバンクに勝るとも劣らない4年総額25億円超を出したもよう。同時に浅村が西武でつけ、楽天では17年から空き番号になっている「3」を「つけていただきたい」と提示した。獲得に向けた感触については「手で触れるものではないので分からない」と独特な“石井節”でかわしながら、「濃い話ができた」と有意義だった時間を振り返った。

 浅村がプロ入りした09年から5年間はチームメート。「久しぶりに会いましたが、たくましくなった印象」と語った。今季は西武の正二塁手として打率・310、32本塁打、127打点。2度目の打点王に輝き、10年ぶりにリーグ優勝したチームを主将として引っ張った。「二塁を守れて、打撃も凄くて、(チームを)背中で引っ張れる。今後、もう現れないようなスペシャルな選手。優勝するために大事なピース」。得点力とけん引力、その両方が楽天浮上のためにどうしても欲しい。

 「いい決断をしてほしい」。気持ちは伝えた。あとは吉報を待つのみだ。 (黒野 有仁)

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