平安5年ぶり近畿V王手 2発で履正社圧倒 指揮官「野沢さまさま」

[ 2018年11月3日 12:49 ]

秋季近畿大会準決勝   龍谷大平安7―0履正社(7回コールド) ( 2018年11月3日    ほっともっと神戸 )

<龍谷大平安・履正社>3回2死、3ランを放つ龍谷大平安・奥村(撮影・後藤 正志)
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 来春の選抜大会の重要な選考資料となる秋季地区大会が各地で行われた。近畿大会は準決勝があり、龍谷大平安(京都3位)は履正社(大阪1位)と対戦。7―0の7回コールドで勝利を収め、5年ぶりの優勝に王手をかけた。

 龍谷大平安は3回に北村涼内野手(2年)の右前打で先制。なお続く2死一、二塁の好機で奥村真大内野手(1年)が左翼席へ3ランを放った。奥村は練習試合を含めて高校入学後、初の一発。奥村は準々決勝の市和歌山戦でも左越えへ「人生で初めて」のサヨナラ打を放った。勝負強い5番打者がチームを引っ張った。

 5回には主将の水谷祥平外野手(2年)が左翼席中段へ特大の2ラン。投げては先発の左腕・野沢秀伍投手(2年)が7回を被安打3の無失点にまとめ、5年ぶりの決勝へ駒を進めた。原田英彦監督は「野沢さまさま。(味方の)エラーにもめげず、よくしのでいくれた」と称えた。

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2018年11月3日のニュース